いやいや、さすがにこの展開はないでしょ?
だってさ、ついこの間、秋離宮が爆破されたばかりでさ、その統括である四季庁が、襲撃に対して何の備えもないまま、たかが「火災警報」に脅されて、建物正面で武装組織に制圧される、って、それもうバカの見本みたいなものじゃない?
しかもここに、撫子の捜査本部が置かれていて、そこに雛菊たちも居合わせているわけでしょ?
ちょっと前まで、夏の代行者も来てたわけじゃない?
それで、警備がこれ、って、もうただの無能でしょ?
しかも、美鈴・ヘンダーソンの組織とは別とは言え、長月まで外部の「春の代行者」シンパの組織の構成員だった、ってわけでしょ?
採用の際に、バックグランドチェックとかしないわけ?
・・・という具合に、あまりにも襲撃がザルすぎて、四季庁、やる気あるのか?という気になってくる。
これだともう逆に、代行者の殺害を考えているのが、国家そのもの、四季庁そのもの、って思ってしまうほど。
でも、さすがにそこまで無茶苦茶な話ではないよね?
加えて、襲撃してきた奴らには特に、中心となるキャラもいないため、ただのモブなテロリスト集団が銃を撃っているだけの絵面で、こっちもあまりにも陳腐な描写に呆れるしかない。
で、こんな「なんだかなぁ・・・」って中で、直接会うでもなく電話で、雛菊から凍蝶に10年前の事件の謝罪とかあれこれを話されても、なんだか白けるだけなんだよね。
ていうかさ、狼星はとっとと術式?を完成させてとりあえずテロリストを制圧してみせろよ。
いつまでもちんたらやってた挙句、雛菊からの電話にうろたえて、その上、傷ついた護衛のもとに駆けつけて自らを危険に晒すとか、おまえ、ホントに10年前の経験から何学んだんだよ?って感じで。。。
いやー、終盤に至っての展開が、いかにも拙い。。。
それもこれも、ここまでずっと、雛菊襲撃の陰謀を陰謀のまま放置し、代行者と護衛官の心情描写しかしてきていないからでしょ?
物語の全てを、メンヘラと狂気で説明し切ろう、というのはいくらなんでも拙い。
なんだか、その拙さが、やっぱり『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の作者だなぁ、と納得してしまうくらい。
社会の仕組みに対する理解が書き割れのテンプレ過ぎて。
さすがに2作目なら、もう少しは勉強しようよ?って思うぞ。
うーん。
いや、これ本当に、あと2話くらいでちゃんと終わるのかな?
あの秋離宮襲撃の、撫子拉致の衝撃はなんだったんだ?
あれじゃ、撫子、ただの出オチじゃないか。。。